講義情報(佐賀大学
理工学部 都市工学部門)
担当教員:李 海峰(リ カイホウ)
理工学部3号館3階305室
電話:
0952-28-8875
E-mail: haifeng[アット]cc.saga-u.ac.jp
■ 情報基礎概論(理工学部共通教育1年生、前期科目)
担当教員:李 海峰
【講義概要】
情報リテラシーを身につけ情報処理装置の基本的な仕組みを理解する。また,理工学部での学習・実験・研究では,得られた情報を整理・分析するために基本的なワープロ,プレゼンテーション,TeX,画像処理などのアプリケーションを効率よく利用する必要がある。これらの基礎技術に関する演習を自分のPC利用にて実施する。
【学習目標】
・情報処理に関連する基礎的な用語を理解する
・情報処理装置の基本的な仕組みを理解する
・ネットワークの基礎を理解する
・基本的なアプリケーション操作,セキュリティーについて理解する
【講義形式】
講義と演習をうまく組み合わせて、より分かりやすい講義を目指す。内容が理解しやすいように図やポンチ絵などの視覚的な情報を提供するために、パワーポイントを用いる。
講義内容の詳細はホームページへ
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建設生産システム分析(旧カリ:計画システム分析 学部2年生、後期科目)
担当教員:李 海峰・猪八重 拓郎・ゲストスピーカー
【講義概要】
本講義では、建設プロジェクトの計画決定などに利用される数理計画法、および実際の建設施工に関わる各種の建設生産のシステムや技法について学ぶ.本講義は3つのパートから構成されており、パート1では、最適化の問題を多段階に分けて、逐次段階を増やしながら解いていく方法である数理的最適化手法(動的計画法:DP)について学ぶ.パート2では、順序関係が決まっている膨大な作業を組み合わせた大規模プロジェクトを予定通り完成させるのは極めて難しいため,これらの問題を解決するために開発されたPERTについて学ぶ.パート3では、建設生産を取り巻く社会の仕組みや建設プロジェクトの進め方について、企画・設計・施工・保全など建設生産活動を構成する主体とその役割、仕組み、現代的課題についての基礎的事項を解説する.
【学習目標】
1.動的計画法の基本原理である最適性の原理をいろいろな例題を通して理解するとともに、実際の問題を定式化できるようにする.
2.施工の各段階、PERTの考え方を学び、現実のプロジェクトの工程管理にも対応できるようにする.
3.建設生産の意味や主体、仕組み、現代的課題についての基本的事項を理解できるようにする.
【講義形式】
講義と演習をうまく組み合わせて、より分かりやすい講義を目指す。内容が理解しやすいように図やポンチ絵などの視覚的な情報を提供するために、パワーポイントを用いる。
【履修上の注意】
数理的な問題を考えることが苦手な人には、履修を薦めない。
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都市・地域環境計画(旧カリ:学部3年生、後期科目)
担当教員:李 海峰
【講義概要】
生活、生産活動の場を安全かつ快適な環境として創造するため、都市・地域環境の保全と構築のための計画理論や技術について講義する。持続可能な発展にむけて、都市・地域の開発が資源や地域環境、地球環境へ与えるインパクトをできるだけ小さくするような計画技術やシステムを紹介する。また、環境・エネルギー等の問題は国境を超えた課題となっているため、国際協調に視点を置く環境改善に関わる計画理論や技術を学ぶ。
【学習目標】
1.都市・地域環境計画の基礎を全体的に把握すること。
2.都市・地域の環境計画手法を理解すること。
3.これらの計画手段に求められる創造的課題を理解すること。
4.持続可能な都市・地域環境計画の重要性とポイントを理解すること。
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都市解析演習(学部3年生、前期科目)
担当教員:猪八重 拓郎・李 海峰
【講義概要】
本演習では、「地理情報」に関する講義とコンピュータを利用した各種の地理情報処理を都市解析に適用する方法について教える。 まず、地理情報システム(GIS)ソフトウェアの基本操作と各種地理情報の検索・収集について教える。そして、これまでの都市計画に関する講義で得た知識等を活かして総合課題に取り組み、様々な都市解析を行わせる。
【学習目標】
1.地理情報の基本概念を理解できる。
2.地理情報システム(GIS)の基本操作を把握できる。
3. 地理情報システム(GIS)を用いた様々な都市解析手法を理解できる。
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都市基盤工学ユニット演習(学部3年生、後期科目)
担当教員:猪八重 拓郎・李 海峰
【講義概要】
本演習では,「地理情報」を用い都市空間における空間データベースの構築や評価指標の算出方法,及び都市環境・エネルギー解析の方法について教える。
【学習目標】
1.地理情報システムを用いた都市空間情報のデータベースの構築ができる。
2.都市空間を評価する指標の解析ができる。
3.統計的手法を用いて都市空間指標間の関係性のモデル化ができる。
4.地理情報システムを用いた都市環境・エネルギー解析および評価ができる。
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■ 都市環境性能特論(大学院、前期科目)
担当教員:李 海峰
【講義概要】
都市化の進行は都市環境に対するインパクトがますます顕著に現われてくるなか、様々な都市環境要素とその性質・問題を体系的に把握し、持続可能な都市づくりに対する理解を深めていくことが極めて重要である。本講義は都市における熱環境問題、エネルギー問題、廃棄物問題、水循環問題に関する専門な知識を習得し、様々な都市環境計画の技術と手法について学ぶ。
【学習目標】
(1) 都市における熱環境問題、エネルギー問題、廃棄物問題、水環境問題に関する専門な知識を習得する
(2) 都市環境要素とその性質・問題を体系的に把握し、持続可能な都市づくりの理念とその意義について理解する
(3) 様々な都市環境計画技術と手法について学ぶ
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■ 都市工学通論 (大学院自然科学系研究科共通科目、後期科目)
担当教員:李 海峰・猪八重 拓郎・ナルモン・宮原 真美子
【講義概要】
都市の発展に関わる4つの技術、水資源管理、都市計画、都市環境、建築デザインについて講義し、 医学、看護学、農学、理工学の学生に対して分野の枠を越えた視点を身に付けさせる。
【学習目標】
1.都市の環境問題,都市計画,水資源,建築デザイン等の我々の生活に身近な観点から,都市工学について学ぶ。
2.都市環境に関して考察し、自らの意見を述べられる。
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